解説【柴犬】

◆原産地

昭和11年に柴犬は天然記念物に指定された日本犬で、唯一の小型犬です。
柴犬は山岳地帯で獣猟犬として活躍していた日本古来から生息する犬種の一つで、東南アジアから渡来したものと考えられています。
犬種名の由来は諸説あり、刈り取った柴の色に被毛色が似ているとする説や、柴の中を巧みにくぐり獲物を追っている様子に由来するとの説、シバとは「小さいもの」を意味する言葉で後に柴の文字をあてたなどです。
近年特に人気の「豆柴」はジャパンケンネルクラブなどでは品種としては公認されて
いませんが単に柴犬の小さいサイズを指すのではなく、血統的に固定化された品種
であると言えます。

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柴犬の飼い方「ワンポイントアドバイス」

日本犬「柴犬」ですから、気候などもあっているので健康面など心配事が比較的少なく、また、飼い主に忠実で、飼いやすい犬種といえるでしょう。
柴犬は運動が大好きなです。ジョギングなどにはとても頼もしいパートナーになるでしょう。健康的なライフスタイルをめざしている方にはぴったりの活動的な犬種です。
警戒心が強いこと、飼い主に忠実なことから他人には懐かない傾向があります。柴犬は比較的飼い主以外の人や音に吠えることを理解しましょう。

柴犬の標準的な体高は35~41cm、体重は7~10kgです。
豆柴は柴犬と比べると体高で7~8cm、体重で3~5kgも小さいものをさしますが、
ジャパンケンネルクラブなどでは「豆柴」は品種としては公認されていません。
単に柴犬の小さいサイズを指すのではなく、血統的に固定化された品種であると言えます。
体:がっしりとした骨格と発達した筋肉を持ち、きびきびとした素早い動きが特徴です。
頭:やや大きく発達していて、額は平らで広め。男性的な威厳と品位が感じられます。
目:上間蓋が弓状、下瞼が直線に近い三角形で、ややつり目気味です。
耳:小さめで三角形、前に少し倒れた直立の耳です。
尾:付け根が太く上に立ち上がっていて、背部に向かって巻いた尾、または差し尾です。

皮毛タイプ

やわらかい綿毛と、硬い表毛に分かれた、ダブルコートです。

柴犬子犬・赤 柴犬子犬・黒 柴犬子犬・白
柴犬・赤 柴犬・黒 柴犬・白

毛色の種類

柴犬の主な毛色は、赤、黒、ゴマの3色。

黒毛は、目の上部に白っぽい四つ目という斑点があります。

胡麻毛は、赤毛に黒毛が混ざったもので、白毛の部分があり、渋みのある毛色です。

この他、白毛の柴犬も少数存在しています。

柴犬は活動的な犬種なので、かなりの運動量が必要です。犬の年齢などによっても違ってきますが、目安として成犬の場合は、1日に30分~1時間程度、広い屋外で活発にゲームをして遊ばせたり、足場のよい安全なところで走らせたりといった運動を取り入れてあげましょう。

柴犬は日本犬なので、日本の風土に合っているので、病気の心配はそれほどないといえます。

また、温暖な地域や涼しい気候のところであれば、雨風をしのげる暖かいスペースを用意して屋外で過ごさせることもできますが、できれば屋内飼いをしてあげましょう。

柴犬は、日本の気候、風土にもあった犬種であり、頭の良い犬で飼い主、家族に対しては忠実で深い服従心を持ち総合的には飼いやすい犬種といえます。

屋外では活発に動き回りますが、毎日十分な運動をさせていれば、室内で行儀よく落ち着いて過ごしてくれます。

大胆で独立心が強く、冷静沈着な性格から、いつも自信に満ち溢れていてとてもりりしい姿をしています。

しかし、その大胆で勇敢な性格から、他の犬に攻撃的になったり、小さな動物を追いかけたりすることもあり、自分勝手な行動をとる傾向が強い犬もいます。柴犬は、甘やかすとその攻撃的な性格が抑制できなくなり、他の犬とのコミュニケーションがうまくできなくなる場合があります。

また、縄張り意識が強いので、

見知らぬ人に対しては距離を置いた態度で接します。こういった性質は、まさに優秀な番犬に向いているといえるでしょう。また柴犬は比較的よく吠えるタイプの犬でもあります。

柴犬のオスとメスを比べると、オスは外へ向かう気持ちが強く、メスは家族の気持ちを敏感に吸みとるやさしい傾向があります。

柴犬の被毛はダブルコートなので、換毛期に皮膚病にかかりやすいので特に気をつけましょう。皮膚病を予防するためにも、死毛を取り除くため入念なブラッシングが必要です。

ブラッシング

荒くて硬い短毛のため、手入れは比較的楽です。基本的には硬めの獣毛ブラシで、毎日ブラッシングをするだけでいいでしょう。ただ換毛期は、皮膚病を予防するために、死毛を取り除く入念なブラッシングが必要です。

シャンプー

汚れが目立つときは、蒸しタオルで体全体を包みながら、やや強く拭き、ブラッシングします。シャンプーは、換毛期には月1回程度、通常は体臭が気になるときや、被毛がベタついたとき、柴犬の場合、基本的にはシャンプーを使わずに全身をシャワーで濡らして蒸すように洗ってあげましょう。

耳そうじ

立ち耳で毛も短いので、柴犬は耳のトラブルも少ない方です。耳の中をよく見て、月に1回位、湿した綿棒で耳そうじをしてあげましょう。

なりやすい病気・身体の弱い部分

■換毛期の皮膚病

■膝蓋骨脱臼

■膝関節

 

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