日本スピッツ

日本スピッツ

日本スピッツ

Japanese Spitz

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フワッと柔らかい純白のコートにつぶらな漆黒の瞳、ふさふさとした優雅な尻尾、華やかさと奥ゆかしさが同居した都会的で上品な姿が魅力です。1960年代の大流行を経て、今また静かな人気が国内外で定着しています。

 

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基本情報

体型 ⇒ 中型犬

体高 ⇒ 30~38㎝くらい

体重 ⇒ 9~11㎏くらい

被毛 ⇒ 額や耳、四肢の一部を除き、まっすぐな開立毛

カラー ⇒ 純白

原産国・地域 ⇒ 日本

寿命 ⇒ 12~14歳くらい

 

日本スピッツの歴史

日本スピッツの起源は1920年頃にシベリア大陸を経由し、中国東北地方から日本に渡来した大型の白いジャーマン・スピッツであると言われています。 1921年頃、東京で開催された展覧会に初めて登場しました。戦後さらに改良が進み、第2次世界大戦後、1948年にジャパン・ケネル・クラブにより統一されたスタンダードが確立され、今日に至っています。
原産国は日本ですが、いわゆる日本犬(地犬)ではありません。1930年代に日本で固定・作出されたニューフェイスで、その血統には洋犬の血がたっぷり入ってます。
日本スピッツは、日本初の流行犬といえます。 1950~60年代、高度経済成長期には愛玩家庭犬として、小型ながら屋外でも飼うことが出来る番犬として爆発的な人気を得て、日本で登録された犬の4割を占めるほど流行しました。しかしその結果、乱繁殖されて、日本スピッツは神経質でかん高い声でよく吠えるイメージが定着し、他の洋犬種が増えたなどの理由もあり流行が去ってしまいました。一時は1000頭にも満たないほどに人気は落ち込んでしまいましたが、熱心なブリーダーたちによって、温和な性格に改良され、従来の忠実で丈夫、賢く明るい性格と相まって、新たなファンを獲得しています。
現在では日本のみならず、海外でも広く人気を集めています。

日本スピッツの性格・気質

中国から渡来したといわれているジャーマン・スピッツをもとに小型化した犬種です。基本的に陽気な遊び好きです。繊細で警戒心の強い性格なので極端に人見知りをしてしまう一面もあります。感覚は鋭敏で利口です。明るく子供とも仲良く付き合っていけます。主人には 明朗忠実で従順です。
日本スピッツは活発で、飼い主に対してとても従順です。品種改良により、以前に比べると吠えにくくはなっているものの、元々は番犬として期待されていた犬種のため、警戒心、縄張り意識が強く、チャイムや来訪者への吠えが出やすいことに変わりはありません。慣れていない人、犬には距離を置きたがる特徴もあります。感覚はとても鋭敏で繊細な面もあり、飼い主の態度や様子に影響を受けやすいのも特徴です。

日本スピッツの飼育

運動は通常の散歩程度でよく、屋外 飼育も可能ですが、一人で過ごす時間が多いと、恐がりでよく吠えるヒステリックな犬になることが多いので、常にスキンシップのはかれる室内環境で飼育するほうが理想的です。賢いのでしつけもしやすいですが、あまり叱りすぎると神経質になって無駄吠えをすることもあります。一時の大ブームの時の乱繁殖によって、神経質で攻撃的になるよく吠える個体が激増し、一気に人気が衰退しました。現在は良好な個体が多くなり、人気が復活しつつあります。しかしその遺伝的な素質が内在していることは忘れてはいけません。
警戒心と縄張り意識の強さから他者と距離を置きたがる性質を持つので子犬から飼育する際は早いうちから抱っこ散歩に連れだし、社会性を育みましょう。社会性を身につけることは、成犬となった際のチャイム、来客への吠え予防、トレーニングのしやすさにも繋がります。

日本スピッツの被毛・毛色・お手入れ

日本スピッツは、額、耳、前足の一部を除いて、全身が光沢のある純白の長い被毛で覆われています。特に首から前胸にかけてとしっぽに豊かな飾り毛があります。家庭犬としてぴったりのサイズで、日本スピッツならではの気品ただよう美しいスタイルをしています。目と鼻は黒く、口吻はとがっています。耳は立ち耳です。

日本スピッツの被毛は、長く豊かな上毛と、やわらかい短毛のダブルコートで、毛色は純白です。
上毛はまっすぐで、立って開いた感じに生えています。下毛は短く柔らかで密生しています。
額、耳や手足の先の方は短い毛で、他の背中、胸、尾は長い飾毛で覆われています。
日本スピッツは毛が多いので手入れが大変そうに見えますが、意外ともつれにくく比較的簡単です。毛を傷めない程度にブラッシングやコーミングを施してあげましょう。ただ純白を保つために定期的にシャンプーをする必要があります。また換毛期には抜け毛が多いので、しっかりブラッシングして死毛を取り除いてあげましょう。ダブルコートの日本スピッツはアンダーが毎年生え変わります。下毛が一気に抜け変わります。このとき、手入れをしないと破れ毛布を着たようになってしまうので、下毛を取り除くようにゆっくり粗めのコームを使用するとよいでしょう。丹念なお手入れが必要な被毛を持ちますが、体中を触られることにはあまりガマン強くなくブラッシングに慣れないまま成犬となると、ブラッシングを嫌がるようになり、時には歯を出すこともあります。子犬の頃からブラッシングの練習をしておきましょう。

日本スピッツの健康管理

日本スピッツの気をつけたい病気としては、皮膚疾患や結膜炎などがあります。
ブラッシングを怠ると皮膚疾患になることもあるので、注意しましょう。

 

 

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