パピヨン

パピヨン

Papillon

ほっそりとした華奢な体に、さらさら流れる飾り毛の美しさ。蝶々のように軽やかに遊ぶ姿がパピヨンのイメージでしょう。先端に飾り毛のある直立した大きな耳が、まるで蝶が羽を広げたように見えるところから“パピヨン”の名前がつきました。

 

ブリーダー子犬販売

関東( 埼玉 ) 他各地

 

パピヨン Papillon 子犬 男の子・女の子 埼玉

2014/08 – 09 生まれ

埼玉県

女の子・男の子

オーナー様決まりました。

 

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(このページの後半にも掲載しています。)

 

パピヨン

基本情報

体型 ⇒ 小型犬

体高 ⇒ 20~28cmくらい

体重 ⇒ 2~4㎏くらい

被毛 ⇒ まっすぐな長い絹糸のように、美しく流れている

カラー ⇒ 白地に黒、褐色の斑

原産国・地域 ⇒ フランス

寿命 ⇒ 12~14歳

 

パピヨンの歴史
~ヨーロッパの貴婦人たちに大変愛されました。~

16世紀頃にヨーロッパで人気のあったドワーフ・スパニエルがパピヨンの起源となっています。ドワーフ・スパニエルは貴族たちの間で寵愛され、特にスペインとイタリアがこの犬種の輸出入と繁殖の本拠地となっていました。フランスのルイ14世も宮中でパピヨンをこよなく愛し、何頭も輸入したといわれています。羽飾りのある尾がリスの尾のようにクルっとカーブを描いていることから“スクウィール(リス)・スパニエル”とも呼ばれていました。特に婦人たちに人気があり、肖像画に頻繁に描がれています。
ルーベンス、レンブラント、ゴヤなどの巨匠もパピヨンを描いています。この時代には、「小人のスパニエル」「トイスパニエル」などと呼ばれていました。
ポンパドール婦人を虜にし、マリーアントワネットもパピヨンを愛し、処刑されるときもパピヨンを手放さなかったという逸話も残っています。しかし、宮廷貴族に愛されたゆえに、フランス革命以後抹殺され絶滅寸前になりましたが、19世紀末にスピッツやチワワなどの血を借りながら復活しました。
犬種名はフランス語の「蝶」の意味で、先端に飾り毛のある直立した大きな耳が、蝶が羽を広げたように見えることから由来します。別名「バタフライ・スパニエル」と呼ばれることもあるようです。もともと垂れ耳のスパニエルだった犬が、ある時期に立ち耳のものが生まれるようになり、パピヨンと呼ばれるようになったといわれています。
ちなみに立ち耳の「蝶」に対し、垂れ耳のものはアメリカでは「ファーレン(フランス語で蛾の意味)」と呼ばれ、ヨーロッパでは「エパニエルナン(一寸法師のスパニエル)」や「コンティネンタ ル・トイ・スパニエル」と呼ばれています。
20世紀になると、フランスではドッグショーに頻繁に参加するようになり、その後すぐイギリスでもアメリカでもドッグショーに出されるようになりました。パピヨンはトイ・ドッグの中で もっとも人気のある種であり、愛らしいペットとして、可憐なショードッグとして、また服従競技の名選手として幅広く活躍しています。

パピヨンの性格・気質

性格は活発で利口、温厚で、従順、気品があり、警戒でエレガントな歩様です。
安産で子育てが上手です。
パピヨンはトイ・サイズの犬種のなかではもっとも従順で反応がよく、穏やかで人なつこく、とても遊び好きな犬種です。見知らぬ人や他の犬、他のペットとも仲よくし、子供の相手としても理想的といえます。
パピヨンは賢く、飼い主にも従順で、活発な小型犬ですが、ナイーブな一面もあるので、神経質に叱ったりすると、卑屈な性格になって、よく吠えるヒステリックな犬になってしまいます。
プライドが高くて独占欲の強い面があるので甘やかして育てると、自己中心的でわがままな犬になってしまいます。精神的に繊細で、飼い主にも深い愛情を求めてきます。
温和で愛情深い犬です。服従競技の訓練が得意です。穏やかでがまん強く、温和で威厳があります。
抱かれるのが大好きですが、外で元気に遊びまわるのも好きです。

パピヨンの飼育

パピヨンはとても活発に動き回るので、室内の運動でも足りますが、たまに気分転換を兼ねて散歩に連れて行ってあげるのもいいでしょう。活発で陽気なパピヨンには、精神的に刺激を与えてあげることが必要です。毎日適度に散歩をさせ、室内外で比較的難しいゲームを取り入れると喜んで参加するでしょう。
叱りすぎたりして、ストレスがたまると神経質な性格になり、無駄吠えをすることもあります。またかわいがりすぎると、自己主張の強い犬になってしまうので、愛情を持って何事も度が過ぎないように育ててあげましょう。他の多くの小型犬種同様、甘やかすだけでは家庭内の暴走族になります。家庭内のルールは先に教え、メリハリを持って接しましょう。小さい頃から静の「マテ」と動の「オモチャ遊び」を教え、交互に取り入れ、オンとオフを飼い主がコントロールできるようにしつけておくとよりよいでしょう。また成犬になると警戒心が比較的強く出てきて、慣れていないこと、物に過敏に反応する個体もいますので、小さいうちから家族以外の人、他犬との触れ合いを持ち、大人になってからも仲良くできるようにしましょう。小型犬の飼育に見られがちな抱っこ大好き、飼い主だけのお抱え犬にしてしまうのは飼い主の自己満足だということを忘れずに。
屋外で飼育することはあまりおすすめできません。

パピヨンの被毛・毛色・お手入れ
~最もエレガントな犬種~

パピヨンの祖先は北方スピッツ系犬種の血を引くものと考えられ、外観のみならず性格的にもスパニエルとスピッツの特徴を併せ持っているようです。
清楚な絹糸状の被毛を持つバランスの良い小型犬で、被毛はのどの下と尻の部分に著しく多くあります。
パピヨンは華奢ですが、貴婦人たちに愛されただけあって、バランスのとれた気品のあるスタイルをしています。
パピヨンの被毛は、絹糸状の長く、シングルコートです。胸と耳と尻の部分に豊かな飾り毛があるのが特徴で、毛色はホワイトに斑があるパーティーカラーです。頭部にはブレーズがあります。
パピヨンは長毛ですが、毎日のブラッシングをしていれば、下毛がないシングルコートなので、手入れは楽です。必要に応じてシャンプーを行いましょう。抜け毛が少なく、体臭も少ないので、室内犬として最適といえるでしょう。トリミングは特に必要ありません。

パピヨンの健康管理

食欲旺盛なので肥満に気をつけましょう。
定期的に体重を計ったり、便の量を見て食事の量を把握していくことも大切です。食べ残しても一定時間が過ぎたら片付けましょう。
敏捷に走り回る愛犬の細い脚や膝の関節の健康には気をつけてあげたいもの。 カルシウムやリンなど骨・関節に配慮したものを選ぶとよいでしょう。
特にかかりやすい病気はなく、遺伝性の病気は少ないほうですが、膝蓋骨脱臼、眼瞼内反症(逆さまつげ)、白内障などに要注意です。膝蓋骨脱臼は、後ろ足の膝蓋骨(膝の関節のお皿)が正常な位置から脱臼する状態をいいます。フローリングなどの硬くてすべりやすい床は膝への負担がかかりやすいので、じゅうたんやマットなどを敷くと良いでしょう。

 

 

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