スタンダード・プードル

スタンダード・プードル

Standard Poodle

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独特の被毛のカットスタイルは、本来レトリバーだった仕事に適したものだったのです。現在ではいろいろなサイズのプードルが活躍していますが、一番性格的に落ち着いているのはスタンダードだといわれています。

 

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スタンダード プードル 子犬 ホワイト 男の子&女の子

 

基本情報

体型 ⇒ 中型犬

体高 ⇒ 45cm~60cm

体重 ⇒ 15~19㎏くらい

被毛 ⇒ クルクルとカールしており、粗く密集している。

カラー ⇒ ブラック、ホワイト、ブルー、ブラウン、アプリコット、クリーム、オレンジ、シルバー、シルバーベージュ

原産国・地域 ⇒ フランス

寿命 ⇒ 9~11歳

 

スタンダード・プードルの歴史

プードルは歴史の古い犬種であり、その起源については不明の部分が多いが、ポルトガル、ギリシャ、モロッコ、ロシアなどヨーロッパの各地に分布していたようで、最終的にドイツを経由してフランスに渡り改良固定されたようです。この後、フランスで一躍人気を博した事からプードルがフランス原産と言われるようになりました。
プードルはサイズによりスタンダード、ミニチュア、トイの3種類に分類されます。
スタンダード・プードルは泳ぎが得意で、もともと鳥猟犬として飼育され、水鳥猟における回収犬として不可欠な作業犬でした。古くはシャン・カナール「カモ犬」と呼ばれ、ドイツ語の水猟犬を意味する「プーデル」が犬種名の由来であるとする説が有力です。
スタンダード・プードルは、ロシアで酪農家に於ける荷車曵きとして古くから知られており、大型でブラックの被毛色のものが普通でした。
フランスやイギリスではスタンダード・プードルをサイズダウンする事に熱心なブリーダーが多くなり小型化への道を辿り、ミニチュアを経てトイサイズのプードルが作り出される事になりました。
プードルほど見事に小型化され、それぞれのサイズが優秀な能力を発揮する犬種はまれでしょう。
サイズダウンにより犬種の用途も使役犬から愛玩犬へと変化していきました。
18世紀にはプードルはヨーロッパ貴族の寵愛を受ける事となり、フランスを始めとする王族のスリーブドッグ(袖犬)として注目を集めました。19世紀に入ると愛玩犬として大衆化したといわれています。
スタンダード・プードルは本来リトリバーであり、独特の被毛のカット手法も水中作業に適した被毛の処理に由来するものなのです。水中での作業を容易にし、水から出た後の被毛の乾燥を早くするために独特の刈り込みが考案されました。(ポルトガルの水猟犬に行われていたものに習ったと言われている)
冷水中で体温の消耗を防ぎ、心臓や肺を守るために胸部の被毛を厚く残し、推進力を高めるためと関節部の保護のために肢部に球状の被毛を残しているのです。ポンポンと呼ばれる尾先の毛を残す事により、水泳中でも尾先が沈む事がなく、プードルの所在を知るための旗印となり、所有者ごとにポンポンの形を変えて目印にしたとも言われています。
猟犬から家庭犬への変換過程で被毛の刈り込み手法も装飾的なものに変わって来たが、近年盛んなペット犬のトリミング技法の発祥は、水猟犬として活躍したスタンダード・プードルに由来するものだといえるでしょう。

プードルは季節による換毛が見られないため飼育環境を汚す事がなく、体臭も少なく(被毛に艶のない犬種は体臭が少ない)アレルギー体質の人でも飼育できる犬種として近年再評価されています。
どの犬種にも言える事であるが、同犬種でサイズのバラエティがある場合には小型になるほど繊細(神経質)になっていくといわれています。スタンダード・プードルはトイやミニチュアに比べ、落ち着きがあり、洞察力に優れ、堂々として威厳すらあります。

スタンダード・プードルの性格・気質

他の動物や犬とも仲よくでき、なんの問題もなく一緒に生活することができます。見知らぬ人に神経質になることもありますが、子供がいる家庭には最適な犬種です。
頭がよく忠実で、快く人にしたがう性格ですが、少し独断的なところもあります。活発で陽気な傾向もあります。スタンダードは勇敢で落ちついていますが、ミニチュアやトイ・プードルは少し興奮しやすいのでなるべく穏やかに飼うことをおすすめします。

スタンダード・プードルの飼育

運動室内でも戸外でも活動的。どのサイズのプードルも都会に適応するため運動量は少なめでも大丈夫でしょう。
小さく作られたトイと比べると、神経質さや興奮度は少なく、人や他犬への許容度は広め、トレーニング性能は高く、大きい分抱き癖や依存性は付きにくいのが良い点、運動量がトイよりとても多くなるのが難しい点です。体の大きさ、力の強さはありますが、それを差し引いても家庭で飼うにはスタンダードの方が飼いやすいこともあります。家庭のルール、他者とのコミュニケーション、十分な発散を飼育の基礎としましょう。ハウス、トイレトレーニングを教え、持ってこいで毎日の体力発散方法を確立、飼い主との関係が過剰になりやすい分社会化トレーニングで多くの人・他犬と触れ合う機会を持たせ社交的にすごしましょう。

スタンダード・プードルの被毛・毛色・お手入れ

きれいな一色毛であることを理想とし、ブラック、ホワイト、ブルー、グレー、ブラウン、アプリコット、クリーム、シルバー、シルバーベージュ、レッドなどがあり、同色内の濃淡がみられます。ちなみにカフェ・オ・レ色はブラウン系色の中に含まれています。プードルの最大の魅力のコートのお手入れはまめにブラッシングし、1週間ごとにシャンプーやブラッシングをする必要があります。プロのトリミングやシェーピング、クリッピングがはずせません。

スタンダード・プードルの健康管理

スタンダード・プードルは体も頑丈で健康ですが股関節の形成不全が散発します。さらに小型化するに従って膝や股関節などの形成不全のものが増える傾向にあります。無理なジャンプやフローリングでの運動は極力慎みましょう。
気になる病気は皮膚疾患や涙流症、垂れ耳ですので外耳炎なども多い犬種です。
それらの病気を予防するには、老廃物をため込まないよう、しっかり水分を摂取して体内循環を良くすることが必要です。栄養バランスに気をつけて、良質のたんぱく質の摂取を心がけた、適度な運動と食事で、新陳代謝を良くしてあげるとよいでしょう。

 

 

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